2010年07月16日
もし自分の会社がこんなんだったら・・・
とある会社の損益計算書・・・
【収入の部】
売上 40,000,000
収入合計 40,000,000
【支出の部】
役員報酬 20,000,000
給料手当 70,000,000
その他費用 10,000,000
支出合計 100,000,000
当期純利益 ▲60,000,000
過去数年に亘って売上の減少に苦しむこの会社、昨年思い切った経費削減をしたものの依然収支は均衡しない。損失分は借入金で穴埋めしているが、借入先が社内(社員)の為、返済を強く迫られたり貸し渋りや貸しはがし等もないと高をくくっており、危機感に乏しい。
社員は総額7,000万円の給料を受け取りそのうち6,000万円を会社に貸し付けている。何故か「会社は絶対潰れない」と確信している為、貸付金は優良債権だと思っている。既に「いざという時に換金できない(←一度に換金すると会社が持たない為)」資産となりつつあるということには気付いていない。
しかしながら、収入が支出の4割しかない状況が健全ではないということは誰が見ても明白。会社も社員もそろそろ何か対策をしないといけないということに気付き始めた。そこで会社が考えたことは売上アップの為の対策、具体的には「社員に自社製品を少しだけ買ってもらう」こと。それに対して社員側の言い分は「先に役員報酬を半減、その他費用についても大幅に削るべき」とのこと。会社としては社員側の言い分に沿った対策は既に実施してきており、今後とも継続していく必要性も感じてはいるものの、その姿勢に対して社員側が大きな不信感を持っているため、議論が進まないまま状況は悪化し続けている。
ところでこの会社、一時の勢いはやや衰えてきたものの業界内では依然影響力を持ち、一応指導的な立場にあるとされる企業。従って、当社に万一のことがあると他社や業界全体に与える悪影響があまりにも大きい為、監督官庁より経営改善に向けた提言(指導までいかない、アドバイス程度)を受けた。それに対する社内の反応は、一部危機意識を持っている人々は真摯に受け止めているものの、多くの人(特に社員サイド)は「大きなお世話」程度にしか感じておらず、中には「内政干渉」と反発する者も見られる等、前向きな反応は示していない・・・。
→→→記事
PS. 数字の根拠はありません。イメージとして捉えて下さい。
【収入の部】
売上 40,000,000
収入合計 40,000,000
【支出の部】
役員報酬 20,000,000
給料手当 70,000,000
その他費用 10,000,000
支出合計 100,000,000
当期純利益 ▲60,000,000
過去数年に亘って売上の減少に苦しむこの会社、昨年思い切った経費削減をしたものの依然収支は均衡しない。損失分は借入金で穴埋めしているが、借入先が社内(社員)の為、返済を強く迫られたり貸し渋りや貸しはがし等もないと高をくくっており、危機感に乏しい。
社員は総額7,000万円の給料を受け取りそのうち6,000万円を会社に貸し付けている。何故か「会社は絶対潰れない」と確信している為、貸付金は優良債権だと思っている。既に「いざという時に換金できない(←一度に換金すると会社が持たない為)」資産となりつつあるということには気付いていない。
しかしながら、収入が支出の4割しかない状況が健全ではないということは誰が見ても明白。会社も社員もそろそろ何か対策をしないといけないということに気付き始めた。そこで会社が考えたことは売上アップの為の対策、具体的には「社員に自社製品を少しだけ買ってもらう」こと。それに対して社員側の言い分は「先に役員報酬を半減、その他費用についても大幅に削るべき」とのこと。会社としては社員側の言い分に沿った対策は既に実施してきており、今後とも継続していく必要性も感じてはいるものの、その姿勢に対して社員側が大きな不信感を持っているため、議論が進まないまま状況は悪化し続けている。
ところでこの会社、一時の勢いはやや衰えてきたものの業界内では依然影響力を持ち、一応指導的な立場にあるとされる企業。従って、当社に万一のことがあると他社や業界全体に与える悪影響があまりにも大きい為、監督官庁より経営改善に向けた提言(指導までいかない、アドバイス程度)を受けた。それに対する社内の反応は、一部危機意識を持っている人々は真摯に受け止めているものの、多くの人(特に社員サイド)は「大きなお世話」程度にしか感じておらず、中には「内政干渉」と反発する者も見られる等、前向きな反応は示していない・・・。
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PS. 数字の根拠はありません。イメージとして捉えて下さい。
2010年07月14日
頑張る三豊を支持します!
三豊市の「中小企業振興基金」が本格的に動き出したみたいですね。
→→→記事はこちら
もともと県内自治体のトップを切って「中小企業振興会議」を立ち上げ、地元中小企業の育成や応援に熱心だった三豊市、今年春の担当次長の異動後も若手職員さん中心に直接企業を訪ねて問題点をヒアリングする等の前向きな対応ぶりは聞こえてきていました。
地元に根差した中小企業が活性化したら、その地域は絶対良くなります。三豊市のこのような取り組みを全面的に支持・応援します。同時に、高松市や他の市町、そして県レベルでもこの種の理解・動きが広がっていってくれることを切に望みたいと思います。
→→→記事はこちら
もともと県内自治体のトップを切って「中小企業振興会議」を立ち上げ、地元中小企業の育成や応援に熱心だった三豊市、今年春の担当次長の異動後も若手職員さん中心に直接企業を訪ねて問題点をヒアリングする等の前向きな対応ぶりは聞こえてきていました。
地元に根差した中小企業が活性化したら、その地域は絶対良くなります。三豊市のこのような取り組みを全面的に支持・応援します。同時に、高松市や他の市町、そして県レベルでもこの種の理解・動きが広がっていってくれることを切に望みたいと思います。